バイオマスプラスチックのサプライチェーンを構築
2022年10月02日
ニュース
NESTE Corporation(本社:フィンランド、以下「NESTE」)、出光興産株式会社(以下「出光興産」)、奇美実業(本社:台湾)、三菱商事株式会社(以下「三菱商事」)の4社は、バイオマスナフサを原料としたバイオマスプラスチックのサプライチェーンを構築し、バイオマスナフサ由来のスチレンモノマー(以下「バイオマスSM」)の製造、バイオマスSMを原料としたアクリロニトリルブタジエンスチレン(以下「バイオマスABS樹脂」*)等のバイオマスプラスチックを製造することに合意しました。
バイオマスSMおよびバイオマスプラスチックの製造開始は、2023年前半を予定しています。日本国内でのバイオマスSMの生産は初事例で、台湾でのバイオマスプラスチックの製造も初事例です。
NESTEはプラスチック向け再生可能原料(バイオマスナフサ)では世界最大級の生産規模を誇り、日本最大のSMメーカーである出光興産にバイオマスナフサを供給します。同社が製造するバイオマスナフサは、再生可能なバイオマス由来の原材料から製造されていることから、石油由来のナフサと比べてGHG排出を抑制することが可能です。
出光興産によりマスバランス方式**で製造・供給されるバイオマスSMを原料とし、世界最大のABSメーカーである奇美実業がバイオマスプラスチックを製造します。三菱商事はサプライチェーン構築における全体のマネジメントを実施するとともに、バイオマス製品のマーケティングを担います。
バイオマスプラスチックのサプライチェーンは、従来の販売スキームと比較して、原料であるバイオマスナフサ生産からバイオマスプラスチック製造までのサプライチェーン全体でより強いパートナーシップが求められます。
4社は、今回新たに構築するサプライチェーンを通してプラスチック産業のGHG削減目標に貢献していく基本方針について合意しており、4社の連携によって低・脱炭素社会の早期実現に貢献してまいります。